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メルセデス・ベンツ GLBのスノーワイパーはみんなどうしてる?

メルセデス・ベンツ GLBのスノーワイパーはみんなどうしてる?
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日本というか北海道で生まれ育った私にとって、車の常識として冬になればスタッドレスタイヤとスノーワイパーに交換するというのは当たり前の行為でした。

ですが最近、メルセデス・ベンツのGLBという分不相応な輸入車を購入してしまい、異国の風習というか仕様に少々戸惑っています。

トヨタ、日産、ダイハツ等々、過去に日本車を乗り継いで来た私は、車を購入する際、大抵最初の一組は冬用ワイパーを純正で購入してきました。(サービスで付けてくれる事も多いですよね。)

まあ、お高いのでその後はカーショップやホームセンターでサードパーティの製品を購入する事になるのですが、冬用ワイパーという製品があるというのは雪国で育った人間ならば常識ですよね。

ドイツという国は雪国なイメージですが、メルセデス・ベンツには何と!スノーワイパーというか冬用ワイパーのラインナップが純正アクセサリーに無いのです。

本場ドイツではどうしてるのか、日本ではどうするのが正解なのか、GLBオーナーの私が検証しましたので参考にしてみて下さい。

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メルセデス・ベンツ純正のスノーワイパーは無い

GLBのアクセサリーカタログ表紙メルセデス・ベンツより引用

まず、メルセデス・ベンツのアクセサリーカタログにスノーワイパーが載っていないのは事実ですし、実際に販売もされていません。(カタログ上では後述するシリコンワイパーをスノーワイパーとして推奨しています。)

ではドイツや日本のメルセデスオーナー達はどうしているのでしょうか。

答えは夏冬兼用だそうです。(シュテルンの店長さん談)

ただ、日本では少ないながらもサードパーティの選択肢があるとの事で、紹介してもらいましたのでこちらも後述します。

それにしてもなぜ冬用ワイパーが無いのでしょうか、実際のベンツのワイパーを観察して私なりの考察をしてみました。

スノーワイパーが必要な理由

そもそも、冬に特化したワイパーが必要な理由ですが、フロントウインドに付着した氷や雪の除去と夏用ワイパーの隙間に氷が付着して窓にワイパーが密着しない事を防ぐというのがコンセプトでしょう。

では何故ドイツでは日本ではポピュラーな冬用ワイパーが必要無いのか・・・

答えはワイパーの構造の違いではないでしょうか。

国産汎用の夏ワイパーとメルセデス・ベンツ純正ワイパーの拡大画像

上の画像に写っている二本のワイパーは、上が一般的な国産車の夏用ワイパーで、下がGLBのメルセデス・ベンツ純正ワイパーです。

構造が違っているのが分かるでしょうか?

国産汎用の夏ワイパーとメルセデス・ベンツ純正ワイパー

フロントウインドウに密着させる方法が違っているのですね。

国産の方はトランプタワーのようなアームリンクの組み合わせで窓のアールに添わせる感じ。

対してベンツの方は、窓よりもアールがきつい一本物のバネがブレードになっていて、窓に押し付けている感じです。

国産の夏ワイパーが冬に使えないのは、このアーム部に雪や氷が付いて窓に密着しなくなるのと、単純にブレード部分が華奢で力不足という理由からです。

そう考えるとベンツのワイパーが冬でも大丈夫というのもうなづけます。

メルセデス・ベンツオーナーの冬用ワイパーの選択肢

メルセデス・ベンツ純正のスノーワイパーは無いのですが、シュテルン店の店長さんがウインターシーズンの選択肢として3つ教えてくれましたのでシェアします。

・純正ノーマルワイパーをオールシーズン使う

・純正シリコンワイパーを冬季、もしくはオールシーズン使う

・ベロフ SFW103を使う

順番に解説して行きます。

ノーマルワイパーをオールシーズン使う

ノーマルワイパーの交換ポジション

構造的には大丈夫な気がしますので、オールシーズン純正ワイパーで通すというのも有力な選択肢かと思います。

ちょっと厳しいかなと感じたら、以降にあげる2候補を検討で良いのではないでしょうか。

また、私もなのですが、メンテナンスプラスというサービスに入っていると、ワイパーは消耗部品として定期的な無償交換の対象になっているので、単純にもったいないというのもありますしね。

純正シリコンワイパーを冬季だけ、もしくはオールシーズン使う

メルセデス・ベンツ シリコンワイパーページメルセデス・ベンツより引用

店長さんのお話ではこの選択をされる方も多いそうです。

メルセデスのアクセサリーカタログでもシリコンゴムは低気温でも硬化しずらい等のメリットが紹介されていますし、純正で感じがちなビビりというか引っ掛かる感じも軽減されるそうです。

メンテナンスプラスに入っていても差額で対応してもらえるらしいのでサービスがまるっきり無駄にならないのも良いですね。

ベロフ SFW103を使う

ベロフ SFW103

そして最後にサードパーティ製のこちら。

国産車歴が長い人には一番しっくりくるフォルムではないでしょうか。(私です)

シーズン中の品切れが怖く、ついつい事前に購入してしまいましたが、純正ワイパーの性能を試してからでも良かったかなと思っています。

せっかくなので、シーズン中に純正ノーマルとの性能比較もしてみようと思っています。

ほぼ唯一?というぐらい選択肢は限られるので、どうしても購入したい人はハイシーズン前に手配すると安心ですね。

リアのスノーワイパーはサードパーティ製でも無い

GLBのリアワイパー

メルセデス・ベンツのディーラーでも確認したのですが、GLBのリアワイパーはサードパーティ製のスノーワイパーは無いそうです。

皆さんノーマルそのままか、シリコンワイパーという事ですね。

ドイツ車のワイパー構造は道路事情が生んだ?

ドイツと北海道の緯度比較みんなの知識 ちょっと便利帳より引用

ドイツは北海道よりも緯度が高く、寒い、雪が多いというイメージですが、ワイパー事情は道路事情とも関係しているかもしれませんね。

ドイツは有名なアウトバーンはもちろんの事、一般道でも制限速度が100km/hに設定されている等、高速域での窓との親和性というか密着具合が求められるのではないでしょうか。

世界各国、様々な事情や状況でそういった装備も独自の進化を遂げるのでしょう。

せっかく他国の文化に触れる機会なのですから、大いに楽しんでみたいと思います。

GLBでの初めての冬、楽しみです。

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