最近ではすっかり当たり前になっている車のキーレスシステムですが、我家の愛車、メルセデス・ベンツ GLBもリモコンキー(スマートキー)です。
まだ納車されて間もなく、リモコンの電池交換はもう少し先の話だとは思いますが、私は歴代のマイカーのスマートキーの電池交換は全部自分でやって来ました。
例えベンツであろうとリモコンキーに入っている電池はリチウムボタン電池なので、100円ショップで普通に売っています。
ですから当然、自分で用意して交換すれば費用は110円(税込)のみです。
それにリモコンキーの電池交換だけのためにわざわざディーラーまで出かけるのもナンセンスですし、スペアと知識があればいつでもどこでも交換出来ます。
お金だけではなく時間まで節約できるなんて素敵ですよね。
本当に簡単なので、是非この機会に電池のスペアも用意して交換方法も覚えてしまいましょう。
GLBの鍵の電池はCR2032
GLBのリモコンキーに使われているボタン電池はCR2032です。
余談になりますが、この型式のリチウムボタン電池を使うスマートキーは本当に多いです。
私の妻のムーヴ、娘のタント等々、ご家族の車の鍵をよく観察すると同じ電池を使っているかもしれませんよ。
これを機会に家族の車の使用電池も調べてみましょう。
電池切れの時にスッと交換してあげれば家族からの評価も爆上げです。
GLBのリモコンキーの電池交換方法
GLBというかメルセデス・ベンツで共通のこのタイプの鍵、特別な工具は必要無く、簡単に交換できるのが特徴です。
では早速進めて行きましょう。
まずは裏側にあるボタンを押しながらハードキーを引き抜きます。
続いて裏側の黒いカバー部分を外すのですが、先程と同じくボタンを押しながら、今度はカバー部分を横にずらして外します。
表面がツルンとしていてつかみずらいですが、全部分解するとこんな感じです。
電池は上のようなトレイに固定されて収納されていますので、端にツメを掛けて引き出します。
電池トレイを裏返すと表面はこんな感じ。
黒いツメ2か所で留まっているだけなので簡単に外れてしまいますから落とさないように気を付けましょうね。
ボタン電池には向きがありますから、よく確認して交換して下さいね。
上の写真で言えば見えている側はマイナス極(-)、裏側の平面な方がプラス極(+)です。
GLBの鍵の電池が無くなるとどうなる?
リモートキーの電池が無い状態だとドアの開錠、エンジンの始動は出来るのか心配になりますよね。
このタイプのキーを採用する車であれば、方法や方式は違えど、なにがしか緊急避難的な解決方法が講じられているのが普通です。
例えばGLBのドアハンドルに鍵穴は見当たりませんが、普段は見えないように覆われているだけです。
非常時はハンドルのカバーを外し、リモートキー付属のハードキーで開錠して中に入れます。
エンジン始動もカップホルダーの底の鍵マーク部分に電池切れのリモートキーを置けば通常動作でエンジンが始動出来ますよ。
現在は誰でも出来る作業として認識されている
今回のようなリモコンキーの電池交換、キーレスシステム黎明期には電池交換作業がディーラーの収入源のひとつだったような印象でしたが、時代は変わりましたね。
私のGLB納車の際、購入したシュテルンの店長さんはあらかじめ予備のCR2032を用意して下さり、交換方法も納車式の際にレクチャーしてくれました。
GLBというかベンツのこちらのタイプの鍵は工具も使いませんし、ユーザーが自分で交換する事を想定しているのでしょうね。
スペアを購入しておき、少し反応が悪くなってきたような気がしたら迷わず交換する。
安価な物ですし、こんな習慣を心掛けるだけで車の鍵のトラブルとは無縁になります。
とても簡単な作業ですので是非チャレンジしてみませんか。