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GLBの改悪問題 2022年8月登録車両で真相を検証

GLBの改悪問題 2022年8月登録車両で真相を検証
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メルセデス・ベンツが誇る大人気コンパクトSUVのGLBシリーズ。

本当にバランスの取れた素晴らしい車で、私もその魅力に魅了されて買ってしまった一人です。

そんなGLBですが、日本での発売から2年、MPと呼ばれるメーカーの識別番号が変わるたびにグレードダウンとも言える改悪が話題になってきました。

特に私がGLBを購入した2022年はMP202201とMP202202という二つのモデルが混在する年となっており、今後2022年登録の中古車購入を考えている方はとても気になる部分ですよね。

ただ、上記の二つのモデルの違いは明確で、一番大きな違いはパワーシートが有るか無いか。

こちらは内装写真で一目瞭然ですし、当然仕様書を読めば必ず分かる情報です。

この記事で紹介するのは私が乗っているMP202201の車両情報です。

改悪問題で一番厄介なのは、時期やロットによって装備の有無が違っている事。

先に納車された車体で省かれていた装備が、後から納車された車体には付いていたという事が普通にあったようです。

あくまで一例にはなりますが、2022年8月登録の私のGLBの装備内容を紹介します。

今後、2022年前後に登録されたGLBを狙う際の参考にしてみて下さい。

GLBで装備の改悪があったとされる点

MP202201のGLBの諸元表

改悪問題でもめるのは、実車が届いてから付いているはずのものが無いというパターンです。

ユーザーはもちろん迷惑ですが、聞かされていなかったならばディーラーとしても泣けて来ますよね。

色々な噂が飛び交う改悪情報、私の場合どうだったのか早速ご紹介して行きます。

ワイヤレス充電機能Qiの廃止

GLBのフロントシャッター内部

こちらは半導体絡みの有名な改悪項目ですが、私のGLBは非搭載でした。

フロントシャッター内部の当該スペースにQiのマークは無く、ただの物を置くスペースとなっています。

でもこれは事前に告知されていましたし、何の不便も感じていません。

USB-C端子は合計5つも付いていますし、どうしても車内での充電が必要な人は安価なケーブルを常設で解決です。

バックドアゲートのフットトランクオープナーの廃止

センサーの無いリアバンパー裏側

こちらも半導体絡み、足をバンパーの下に入れるとリアハッチが開くあの機能です。

私のGLBも非搭載になっていますが、こちらも事前に分かった上で購入しています。

あれば使うかもしれない機能ではありますが、無い事で車自体の購入を左右するような事柄ではない気がします。

日本国内の店舗の駐車場事情ではなかなか気持ち良くこの機能でドアを開けられるシーンは少ないかなと(負け惜しみ

リアバンパープロテクター廃止

プロテクターの無いGLBリヤバンパー

こちらはあまり有名ではありませんが、地味に削られている部分です。

リヤバンパープロテクターとはトランクへの物の出し入れによる傷からバンパーを守るメッキのプレートです。

オプションカタログに載っているのだから、欲しかったら後付けでとも思いましたが、少々気を付けたい部分があります。

バンパープロテクターが標準装備のGLB

画像で分かる通り、標準装備の物はバンパーがプロテクターの形に掘れています

注文時以外での購入、取り付けだと少々加工が必要になり、固定は両面テープ、仕上がりも少々違った見た目になるようですね。

後付けする予定の方はその部分をよく話し合われるのがよろしいかと。

サングラスホルダー廃止

サングラスホルダーの無いGLBのルームミラー上部

こちらも早い段階で削除されていた部分で有名ですね。

当然、私のGLBにも付いていませんが何の問題もありません。

しかし、サングラスホルダーとして使うかどうかは別にして、収納スペースの少ないGLBとしては小物入れが少なくなるのは寂しい気はします。

USBコネクター減少

GLBのセンターコンソール後方USB

私のGLBには5個のUSB-C端子が搭載されています。

前方シャッター内に一つ、センターコンソール内に一つ、センターコンソール後に一つ、サードシートの左右に一つづつの合計5つです。

発売当初はセンターコンソール後、つまりセカンドシート利用者用にUSB-Cは二口あったようですね。

こちらも少なくなっていますので改悪と言えば改悪ですが、実際の使用を想定するならそんなに数が要るかな?という事で全く気になりません。

どうしても車内で複数口のUSBが必要な方はHUBを設置すれば解決しますしね。

キャリパーロゴとドリルドディスクブレーキの廃止

ロゴ入りブレーキキャリパーとドリルドブレーキディスク

こちらも付いていたとかいなかったとか、問題になる代表格ではないでしょうか。

元々2020年の日本発売当時の諸元表にはAMGラインパッケージの一部として”Mercedes-Benzロゴ付ブレーキキャリパー[フロント]”としっかり明記されていました。

その後、記載が無くなったり復活したりと実際の装着有無も迷走したようですね。

MP202201の諸元表にも記載はされていましたが、色々な噂がありドキドキしながら納車を待った部分です。

結果は画像の通り、カッコいいですよね。

現在はスポーツブレーキシステムとして採用されているようです。

サイドミラー下ライト廃止

GLBのサイドミラー下部

こちらは噂は聞きますが、実際に廃止された車両があるのかどうかは不明です。

私のGLBには搭載されています。

暗闇でバックする時、夜間にエンジンを切って車から降りる時、足元を照らしてくれて大変重宝する機能です。

細かい部分ですが、あえて記載されない事が多い細かな装備なので注意したいですね。

助手席側シートバックネット収納廃止

GLBの2列目足元スペース

こちらも噂は聞きますが、実際に廃止された車両だったという人をまだ見た事がありません。

収納の少ないGLBですが、この部分に関しては実用上有っても無くても大差ありませんね。

という事で私のGLBには付いています

ラゲッジマットの有無

GLBのラゲッジスペース

こちらは純正のトランクラゲッジマットの話ですが、通常はオプション扱いで別売りです。

ですが一時期、装備の迷走のお詫びなのか、注文してないのに付属していた事があったようですね。

私も期待していたのですが、付いていませんでした。

ちなみに荷室が汚れそうなのでラゲッジマットは別途購入しました↓

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3列目読書灯

GLBの天井

こちらも発売当初は3列目の天井中央にライトが埋め込まれていたようですね。

読書灯というか、バックドア連動で点灯してくれれば便利な室内灯だったはずです。

小さな改悪ですが残念な変更ですね。

MP202301ではかなりの装備が復活

MP202301諸元表表紙

新車の供給が追いついていない昨今、今回ご紹介した情報等を参考に好条件の中古車を探すというのも有力な選択肢ですが、気になる情報もあります。

現在、メルセデスベンツ・ジャパンHPのGLBカタログサイトではMP202202の他に最新のMP202301のカタログと諸元表が併記されています。

バージョンアップの度に価格は上昇していますが、今回のバージョンではパワーシートはもちろん、Qiやフットトランクオープナー等、ほぼ初期モデルに近い装備が復活しています。

これらの情報、何の脈略も無くいきなり発表される訳ではなく、関係者にはかなり早くから周知されているようです。

私がお世話になっているシュテルン系列のメルセデスの店長さんはかなり早くからこれらの情報を把握していました。

しっかりとしたディーラーとコミュニケーションを取っておけばかなり正確な情報が早く手に入るという事ですから、GLBを購入したい気持ちがある方はお店選びも重要ですね。

GLBは本当に魅力的な車です。

新車でも中古車でも良い縁があることをお祈りします。

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